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【アンマン発その2 アンマンのイラク人】

こちらアンマンでの滞在もそろそろ切り上げて、いったん帰国します。

次の取材の準備というか、
こちらで次の「ビザ取り工作」活動を入念に済ませたので、
来年にまた出直します。しかしなあ、次は大丈夫かなあ。

いまイラクの北部地域には同僚の坂本卓・玉本英子のほか、
知り合いのジャーナリストも何人か入っているようだ。
皆さん気をつけてがんばってくれ~。

先日はアンマンに滞在しているイラク人に何人も会って話を聞いたが、
彼らの表情はあまりさえない。

「イラクはひどい状況だし、ヨルダンは最近警察の目が厳しくなった」
と話していた。

先月のホテルを狙った爆弾テロ事件を受けて、
イラク人への取締りが厳しくなった。
入国審査も厳しくなって、ヨルダンに来る人はこのところ減っている。

外国メディアは盛んに注目するイラクの国民議会選挙だが、
こちらにいるイラク人はあまり期待していない。

「今年はこれまで何度か選挙や投票があって期待したが、その後何も変わらない。
いまの政府は何もしない。今度の選挙の投票にはもう行かない。
誰に投票してもイスラエルのシャロン政権に投票するようなものだ。
サダム政権も確かにひどかったが、当時よりも悪くなった」

バグダッド市内でガラス店を経営するサバ・アブダルカリン(42歳)さんはそう話
していた。
週末には長距離バス運転手としてアンマンとバグダッドを往復する。
アンマンに来たときには薬局で薬を買って帰るという。
バグダッドではなかなか手に入らないからだ。

彼の8人の子供はバグダッド市内で暮らしているが、
「もう爆弾テロの爆発音を聞いても驚かなくなったぐらいだ。
子どもたちも同じだよ。『またか』と言って少し反応した後は、
普通に過ごすしか方法がないじゃないか」

そう言って、バグダッド行きのバスの運転席に戻っていった。

先日の8日、「アルジャジーラTV」が東京発で、
日本の右翼団体の街宣活動を映像で流していたので驚いた。
以下の写真参照。

といってもこれは別に「右翼団体の紹介」ではなく、
先日のサマワ自衛隊の派遣期間延長のニュースの中での映像だ。
最初はサマワの自衛隊の映像が流れ、
首相の記者会見の映像の後にこれが続いた。

イラク政府は自衛隊の派遣延長を「要請」「歓迎」しても、
一方で日本の動きはこんな風にも報道されている。

さて、アンマンから告知するのも何だが、
映画「Little Birds イラク戦火の家族たち」http://www.littlebirds.net/
が来年3月下旬にDVDで発売(発売元・マクザム)されます。

日本語・英語字幕のほかに、
「バリアフリー対応」で聴覚・視覚障害者向けの解説・説明も入れる予定。
よくある「特典映像」なる未公開映像なども、
2枚組みDVDの付録でつけるため、
それらの編集作業をまた去年と同じような体制で都内のワンルームオフィスにて、
安岡プロデューサー、編集助手の辻井さんと一緒に、12月~1月の間にやっております。

その映像の中に「Little Birds」登場人物たちの「近況」を今回なんとか撮影して収
録しようと考えていたのですが…。バグダッドに入れなかったのは本当に残念だ。

…………………………………………………
綿井健陽 WATAI Takeharu
Homepage [綿井健陽 Web Journal]
http://www1.odn.ne.jp/watai

映画「Little Birds~イラク戦火の家族たち」
公式HP http://www.littlebirds.net/
全国ロードショー上映中
…………………………………………………


2005-12-11 02:30  nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(1) 

nice! 1

コメント 1

snowy☆

はじめまして。
先日『Little Birds イラク戦火の子供達』を見させていただきました。
映画やアニメーション等ではなく、本当の人間の叫びというものはなによりも真実を突きつけてくる気がしました。

DVDが発売されるそうで、私もどうにか友達に見せたいと思っていたので心待ちにしています。
これからも活動頑張って下さい、遠くからですが応援させていただきます。
by snowy☆ (2005-12-14 18:18) 

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