形容詞は難しい(告知に訂正あり)
▼報告会「パレスチナ、レバノンで何が起き、どうなっていくのか」
日時 2006年10月8日(日)
開場 13:30
開演 14:00 終了 18:30
資料代 1,000円
※どなたでも参加できます。予約は不要です。
共催
明治大学軍縮平和研究所 http://www.gunsyuku.org/
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA) http://www.jvja.net/
場所 東京・明治大学リバティタワー・1011教室 (駿河台キャンパス・定員250名)
住所 〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 駿河台キャンパス
地図 http://www.meiji.ac.jp/campus/suruga.html
(内容)
第1部) パレスチナ報告 【14:00~15:00】
「ハマス政権下のガザで何が起きているのか」(映像報告)/土井敏邦
臼杵陽氏(日本女子大教授)の分析と解説/対談
第2部) レバノン・イスラエル報告 【15:00~17:00】
豊田直巳 「レバノン南部取材の10年 再びカナ虐殺」(スライド報告)
綿井健陽 「空爆下のレバノンで何が起きていたか」(映像報告)
古居みずえ 「村人はどう生き、乗り越えようとしているか」(映像報告)
森住卓 「不発弾が転がる国境の町に戻った避難民」(スライド報告)
土井敏邦 「イスラエル人はレバノン戦争をどう見ているのか」(映像報告)
第3部) パレスチナ・イスラエル・レバノンはどうなっていくのか 【17:10~18:00】
臼杵陽氏による解説と分析、臼杵氏と報告者の対談
質疑応答 【18:00~18:30】
6月下旬からのイスラエル軍のガザ侵攻、7月中旬以来のイスラエル軍のレバノン攻撃、ヒズボラによる反撃によってまた多くの民間人が犠牲となりました。しかし実際に現地で何が起き、それが今後何をもたらすのかという検証は、氾濫する国内ニュースの陰に隠れて日本のメディアでは十分に伝えられていません。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)の会員たちは、戦火の最中、またその直後に現場をつぶさに取材しました。
今回、その現場からの報告とともに、中東専門家の解説・分析を加え、中東で実際、何が起こったのか、いま何が起きつつあるのかを検証し、さらに今後どう動いていくのかをみていきます。
問合せ 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)事務局
Tel090-6101-6113 E-mail office@jvja.net
明治大学軍縮平和研究所 TEL 03-5875-0850
-------------------------------------------------------------
昨日は「しんぶん赤旗」の記者から、「安倍首相の所信表明演説を聞いてその感想を」と言われたので、テレビで見ていた。あまり乗り気でなかったが、こんな機会でもなければ首相の所信表明なんてまともに全部聞くことはない。きょう(30日)の新聞に掲載されていると思う。
知り合いの人が言っていたが、「赤旗を読むと国会の中の細かい動きがよくわかる」と言っていた。先週から僕は産経新聞の購読を始めた。実はこの一年ほどほとんど読んだことはなかった。正直この新聞を読むのは身体と心に悪影響を及ぼすが、「政府広報」なので「安倍晋三コングロマリット」の動きがそれなりに把握できる。
所信表明演説は「わかりにくい」「カタカナが多い」と評価されているようだが、僕としてはあの首相の描く「理想の国民像」がよくわかった。要は教育基本法を改正して、「国民や国家のために貢献したいとの熱意あふれる若い人たち」を作りたい。彼の教育の目的とは「志ある国民を育て、品格ある国家、社会をつくることです」ということだ。
いまの教育基本法では、教育の目的は以下のように書いてある。
http://list.room.ne.jp/~lawtext/1947L025.html
その前文にも書いてあるが、「個人の尊厳、個人の価値」という言葉はいまの首相の頭の中にはない。
映画監督の黒沢清さんの本「映画はおそろしい」の中に出てくるが、「映像は形容詞が難しい」という。http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791758706/sr=8-9/qid=1159587835/ref=sr_1_9/250-1320794-0206641?ie=UTF8&s=books
手元にその本がないので、細かい記述は忘れたが、「美しい」も含め、「広い」「高い」「汚い」などなどの形容詞だ。自分がそこで「広い砂漠」と思って撮影しても、その映像を見る人が本当に「広い砂漠だなあ」と思うかどうかは怪しい。カメラを右から左に振っただけではその広さは撮影している本人しかわからない。50階建ての高いビルを地上から撮影しても、自分がそこで感じているその高さの実感をどう伝えるかは難しい。自分にとっては「美しい人」でも、他の人にとってはその人は「醜い人」かもしれない。形容詞はその単語を使う人の主観的な感じ方でしかない。だから映像表現は難しいのだが、一方で、だからこそ面白いともいえる。
昨日(29日)で日本テレビ系列の番組「きょうの出来事」が終了した。日本テレビはこれまでどちらかというと、朝の番組や夕方のニュースで何度か発表したことはあるが、「きょう出来」では過去に一度だけあった。2000年に放送した「南の国の日本人知事」という特集企画だった。東ティモールで活動する伊勢崎賢治さん(現在は東京外国語大大学院教授)を取材した。http://www1.odn.ne.jp/watai/timor-chuoukouron.htm 僕が取材・撮影したその企画は、あまり評判が良くなくて悔しい思いをした。
当時、「きょう出来」は30分でまさにその日の出来事を振り返るコンパクトな構成で、本当に淡々とニュースを伝えることに徹底していた。それでいて視聴率も高かったのだから、いまから考えると不思議だった。僕もだいたい毎日見ていた。
今度始まる新番組「NEWS ZERO」http://www.ntv.co.jp/zero/のコンセプトは「ゼロからはじめる革命的ニュース・ショー」だという。「革命的ニュース・ショー」か…。知り合いのフリージャーナリストは、「これから、やりづらくなるぞ」と危惧していた。朝や昼の番組ならともかく、夜のニュースで「ショー」を最初から強調するとなると、恐らくいまの各局の夕方のニュース番組のようになるのか。
月刊「サイゾー」の特集は「テレビのニュースは見なくていいよ!」だった。
http://www.ultracyzo.com/cyzo/contents/0610/index.html
永六輔氏が「文芸春秋」10月号 http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htmで言ってたが、いまのテレビは「食ってるか、悪ふざけしかしてない」という。確かにお笑い番組、食べ物番組が異常に多い。僕はお笑いも食べ物番組も好きだが、ここまで増えるとさすがに「醜い、キモイ」となる。
大丈夫かな、テレビ。いよいよ末期症状を迎えているのかな。
ちなみに、文芸春秋のこの号にあるルポ「格差社会が歪める十代の性」高倉正樹(読売新聞記者)の記事には本当に驚愕した。妊娠中絶率が最も高い県は鳥取県、福島県の順だという。その背景にあるものは何か、お早めにぜひご一読を(来週にはもう来月号が並ぶので)。
さて、以前このブログでも紹介した「沖縄返還密約事件」を追った番組「メディアの敗北」(土江真樹子ディレクター)がhttp://blog.so-net.ne.jp/watai/2005-09-23
東京で上映される機会がある。http://homepage3.nifty.com/masukomi-shimin/ 告知が遅くなったが、何とかこの機会に見てほしい。
来月13日はあの辺見庸氏が東京で講演するようだ。→【訂正】都合により中止になったようです。詳細はhttp://www.tsukuru.co.jp/061013.html
僕も聞いておきたいと思ったが、そのころは恐らく「北朝鮮の旅」に出ているので残念だ。
…………………………………………………
綿井健陽 WATAI Takeharu
Homepage [綿井健陽 Web Journal]
http://www1.odn.ne.jp/watai
映画「Little Birds~イラク戦火の家族たち」
公式HP http://www.littlebirds.net/
DVD発売・各地で上映中
…………………………………………………






コメント 0