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「共通の問題」

▼「ミャンマー(ビルマ)情勢緊急集会 ~ これまで何が起きてきたのか」
http://www.jvja.net/Birma-Myammer.htm

■10月3日(水) 開場 午後6時30分 開会 6時45分~8時30分
■明治大学リバティータワー 1114教室
(JR御茶ノ水駅下車 徒歩3分)地図は以下のサイト参照。
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

■定員 130名限定 当日受付のみ・先着順 
※満員になり次第、受付・入場を終了します。会場収容人員の都合上、あらかじめご了承ください
■参加費 1000円
■主催/連絡先 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会事務局
     TEL 090-6101-6113 E-mail office@jvja.net

(報告者)
・山本宗補(フォトジャーナリスト)
・吉田敏浩(フリージャーナリスト)
・根本敬(上智大学教授、ビルマ近・現代史専門)
・ポーンミントゥン(在日ビルマ人活動家)

※APF通信社より長井健司氏の関連映像を提供(5分程度)予定。

報告者・発言者は事情により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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このところ東京と広島の往復ばかりが続いている。東ティモールで亡くなった同僚アグス・ムリアワンの命日(9月25日)http://www1.odn.ne.jp/watai/tuitou-agus.htm も、映画監督・佐藤真さんのお別れ会(9月26日)http://www.cine.co.jp/news.html#070928 にも出席できず、広島に滞在していた。

そんな9月の終わりに長井健司さんの突然の訃報。http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/kenji_nagai/

いろんなところから「長井さんをご存知ですか?」と電話が入ったが、僕は何度か会っただけで、いわゆる面識がある程度だった。最初は03年4月のバグダッド陥落間際だった。米軍が首都に迫っていたころ、フリーカメラマンの嘉納愛夏さんと長井さんはヨルダンから国境を越えて車でバグダッドに入ってきた。その次は05年に東京でだった。ちょうど「リトルバーズ」の映画の封切り間際で、APF通信のネット番組「重信メイのオリーブジャーナル」http://www.apfnews.com/ で紹介していただいた。その収録のときに、重信メイさん、APFの山路さん、長井さんほか、APF通信の皆さんにお世話になった。

それが終わって「封切り」前日に長井さんから届いたメール。

----- Original Message -----
From: "k-nagai(APF)"
Sent: Friday, April 22, 2005 10:46 PM
Subject: HPにアップしました。ご覧ください。

> 綿井様へ
>
> APF通信社の長井です。
> 先日は「オリーブジャーナル」の収録に
> ご出演いただきまして
> ありがとうございました。
> 本日22日より
> 当方HPにUPしましたので
> ご連絡いたします。
> 映画興行のご成功を
> お祈りします。
> なるべく多くの方に
> 見ていただきたいですね。
> 別の組織に所属はしていますが
> それぞれ共通の問題を背負いながら
> やっていきましょう。
> お互いがんばりましょう。
> では
>
> APF長井 

当時長井さんと話した「共通の問題」とは、イラクの取材に入りたくても、状況が悪化してもう現地に入ることすらままならないことや、テレビ番組の枠では自分たちが取材しているようなテーマの映像がなかなか発表できないことだった。

それ以降長井さんとは会ってはいない。だが、ほかのフリージャーナリスト・カメラマンたちともそうだが、同じ組織でも別の組織であっても、実は会う機会は意外に少ない。しかし、普段会わなくても「いつか、どこかの現場でまた会うだろう」と思っているし、実際本当にそうなることが以前は多かった。アフガン、東ティモール、レバノン、インドネシアなど、どこに行ってもだいたい同じような顔ぶれで現場で再会した。

だが、このところそうした顔ぶれの現場での「再会」が確かに減っている。僕自身がいま別の取材で日本を離れられないこともあるが、それ以上にいまのイラクのように、取材に伴う危険要素が過去のどの時代よりも圧倒的に大きくなったことも関係しているだろう。そして発表媒体も含めて、それら「共通の問題」は当時よりももっと悪化したと言わざるを得ない。

それでも、長井さんはビルマの現場にいた。僕はその現場にいなかった。僕の周りで「これから何とかしてビルマに入ろうか」と考えている人はいても、実際にいまビルマに入っている知り合いは誰もいない。

これまでイラクで亡くなった橋田信介さん、小川功太郎さんもそうだが、紛争・戦争取材であっても、車で移動中に襲撃されるケースがほとんどだった。日本人ではほかに車の事故やヘリ・飛行機の墜落など「移動中」「偶発的」が圧倒的に多い。現場で取材・撮影中に、多くの人が集まる場所で、しかも政府軍兵士に至近距離から射殺されたケースは、日本人では過去初めてではないだろうか。映像で見る限り、長井さんは「公開処刑」されたようにも見える。

外の国に対しても、自国の民でも、問答無用で人を殺すのが軍隊の本質的な「役割」と「存在意義」だとあらためて思う。

急な告知で申し訳ないが、長井さんの追悼の意味合いも込めて、ビルマ情勢に関する緊急集会を開くことになった。ビルマで「いま起きていること」は、実は「これまで起きてきたこと」と密接につながっている。ぜひ参加してほしい。 http://www.jvja.net/Birma-Myammer.htm

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綿井健陽 WATAI Takeharu
Homepage [綿井健陽 Web Journal]
http://www1.odn.ne.jp/watai

映画「Little Birds~イラク戦火の家族たち」
公式HP http://www.littlebirds.net/
DVD発売・各地で上映中
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2007-10-01 02:36 

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